勢いでORCAシェル2を購入しましたが、海水水槽を立ち上げる前には、色々と準備があることが判明(爆焦)。
本記事では、海水水槽に関して全くの素人だったm4Lが、海水水槽を立ち上げた際に困ったことや、後悔したことなどを中心にお伝えしています。これから海水水槽をはじめようと考えている方には、m4Lを反面教師に、スムーズなスタートをきって頂きたいと思います。
- 海水水槽をはじめようか検討している
- 海水水槽の立ち上げに必要な準備について知りたい
- 知識がないまま水槽を購入してしまった
水槽を購入する前におさえておきたいポイント
m4Lは、下調べをしないまま水槽を購入してしまいましたが、事前に“これだけは考えおけばよかった”というポイントが3つあります。
ランニングコストも含めた費用について
立ち上げセットでは不十分
海水水槽を立ち上げるため、ORCAシェル2スタートセットを購入しました。メンテナンス用品なども揃えると、約8万円ほどかかりました。
しかし、その後も、水槽用のクーラーや水流ポンプが必要となり(焦)、トータルで15万円ほど必要となりました。
スタートセットはあくまで海水水槽を立ち上げるためのセットであり、飼育するために必要な機材等についても調べておく必要があります。
海水は無料じゃない
水槽環境を維持していくためには、定期的に水替えを実施することになります。その際、“海水”が必要となりますが、人工海水を作るには専用の塩を準備する必要があります。
ショップで購入することもできますが、いづれせよ、定期的に費用が発生します。
m4Lは200リットル用を購入し、週1回水替えを実施していますが、それで3~4か月もちます。
エサ代もかかる
生体を飼育することになれば、エサも必要となります。
それほど高額なものではありませんが、ランニングコストとして継続的に発生する費用となります。
m4Lは、プロバイオティクスメガバイトレッドを使用しています。コスパは非常によく、1日2回(朝・夜)の給餌で4~5ヶ月くらい使用できます。
水槽を自宅のどこに設置するか
設置場所は慎重に考えて
ORCAシェル2の容量は約40リットル。
そこに水槽自体の重さやライブロックの重みが加わると、総量は50Kg以上。
海水水槽立ち上げ後に動かすことはほぼ不可能です。
そのため、立ち上げ前に、自宅のどこに設置するのか慎重に考えておく必要があります。
適切な設置場所は?
m4Lは何も考えていなかったため、がんがん日光が入るリビングに設置してしまいました。
マンション住まいですので、そもそも設置できる場所が限られていましたが、もっと考えておけばよかったと反省しています。
設置場所としておすすめする条件は2つ
- 日光が入りにくい
→日光が入ると光合成を促進して、海藻が繁殖しやすくなります - 電源が確保できる
→海水水槽は、意外と電源が必要となる機材が多く、電源が近くにないと不便です
水換え等ルーティンメンテナンスについて
毎週末に“しばり”ができる
海水水槽を始めてから気づきましたが、水換えを含むメンテナンスが地味にキツイ。
m4Lは週1回、週末に水換えを実施していますが、1時間程度は水換えに自分の時間を削られます。
人工海水を作る水も、スーパーLIFEのRO水を使用していますので、水換えの度に汲みに行きます。
自転車で5分くらいのところに店舗があるのでがんばれますが、週末の天気を気にして過ごさねばならず、脳のリソースを消費します。
自分の時間もランニングコスト
毎週末に充てる自分の時間もコストです。このことも含め、継続できるかどうか慎重に考えて置く必要があると思います。
m4Lは、何も考えないまま立ち上げましたので、“生体を死なせてはいけない”ということだけが、継続する動機でした。
こんなにも手間暇がかかると分かっていたら、海水水槽を始めてなかったかもしれません。
ただ、今となっては、継続することで、今まで体験することのなかった経験を得ることができ、自身のリソースを注ぐ価値があると感じています。
まとめ
海水水槽を立ち上げることがゴールではなく、一度立ち上げてしまうと止まることはできません。
機材も高額になることや、生体を飼育する、つまり命を預かることになることから、慎重に考えて始めるほうがいいでしょう。
ただ、一度その世界に足を踏み入れてみると、慣れるまでは大変ですが、次第に奥深さに魅了されると思います。
興味をもたれた方は、まずはお近くのアクアリウムショップへ行き、店員さんのお話を聞いてみてください。いきなり始めるのではなく、何度か足を運んで決めることをおすすめします。
それでは良いアクアリウムLIFEを。