海水槽をはじめてから、丸3年が経過しました。
水槽を維持するのが精一杯で、華やかな海水水槽には程遠い現状。
水槽をもっと充実させたいと思う気持ちはありますが、技量が追いつきません…。
この2ヶ月の間で、マメスナギンチャクとマガキ貝3匹が逝ってしまいました(泣)
スターポリプやカクレクマノミ、ハギが元気でいてくれているのが何よりです。
このブログでは、全くの素人から海水槽をはじめたm4Lの水換え方法について解説していきたいと思います。
水換えの流れ
水換え前の水景。1週間でガラス面が苔だらけやわ
水換えは大きく分けて4ステップ
海水を作る
海水をつくる前に、現在の塩分濃度を調べます。
1.020〜1.023の間がいいので、今回は少し高めです。
冬場は、空気が乾燥して海水が蒸発するため、足し水を怠ると1.026とかになっていることがあります(焦)。
水換えを実施する時は、海水を一番はじめに仕込んでおきます。
水に溶け込むまで少し時間がかかるからです。
塩はLIVEseaソルトを使用しています。水は、スーパーLIFEから汲んできたRO水を使用しています。
専用ボトル3本分約12リットルを作ります。
LIVESeaソルトの軽量カップを使うと、水に対して必要な塩の分量を簡単に測ることができます。
塩は一気に入れず、少量ずつ混ぜながら入れていくのがコツです。
入れすぎると、塩が水に溶け込まず沈殿してしまいます。
塩分濃度が変わるから、しっかり混ぜや
水槽の掃除
海水の排水は、プロホースを使うとスムーズに排水できます。
排水用バケツには、10リットルと2リットルの所にマジックで線を引いていますので、この線を目印に計12リットル排水します。
プロホースを使うと、排水が楽になるで
水槽内部の掃除をしやすくするため、最初は2リットルちょっと排水します。
ガラス面が海水に接している方が、乾燥せず苔取りしやすいからです。
掃除の手順
お掃除3種の神器+ONE
- 分度器
- スポイト
- スクレーパー
- メラニンスポンジ
- 分度器とスポイトを使って、ガラス内側に付着した苔を取る
- スクレーパーを使って、さらにガラス内側に付着した苔を取る
- メラニンスポンジを使って、ガラス内側を最終仕上げ
分度器の底辺は少し厚みがありますので、削りとった苔が流れず、分度器に付着させることができます。それをスポイトと吸い取れば、苔が水槽内に漂うのを防げます。
分度器とスポイトを使ってガラス面を掃除した時の水景。
分度器だと、ガラス面にしっかりと付着した苔まで取るのは難しい。横から見ると、正面のガラス面に緑色の苔が残っています。
そこで、スクレーパーの登場です。
分度器では届きにくい底面付近まで容易にリーチできます。しかも刃が薄いため、ガラス面に付着した強固な苔を削り取ることができます。
刃は定期的に交換するのがおすすめです。意外に錆びてます。
替刃ついてるけど、面倒臭いからほとんど換えたことないわ
残念ながらスクレーパーは万能ではありません。最後はメラニンスポンジで磨きあげていきます。
分度器、スクレーパーを使用しても、まだこれだけ苔が取れます。
下記は横面から見た、水景のbefore/afterの画です。
afterは、ガラス面が鏡のようにクリアになりました。
3回磨くのは面倒やけど、キレイになるで
海水を排水
プロホースを使い、水槽の海水を抜いていきます。
まずは10リットルを排水。下図は、その時の水槽の状態。
さらに2リットル排水します。水槽の半分くらいまで水位が下がりますので、スターポリプの頭が露出しています。掃除前は揺らいでいたスターポリプのポリプが引っ込んでいます。
照明つけたら復活するで
この時に、余力があれば水流ポンプやスキマーなども掃除しておきます。
面倒臭い時は、2週に1回になることもあるで
ちなみに、m4Lが使用している水槽は、ORCAシェル2オールインワンタンクシステムです。
海水を補充
いよいよ最終工程、海水の補充です。スムーズにいけば、ここまでで所要時間30分程度です。
慣れたら大丈夫。最初は90分かかってたで。
その前に、使用した道具がとっちらかっているので、キレイにまとめておきます。
一番最後に、浴室のシャワーで水洗いしています。
プラ杓子を使って、手動で海水を補充していきます。
こぼれると床がびしょびしょになるので慎重に。
こぼした時はホンマ悲惨やわ
海水の補充は、底砂が舞い上がらないよう、静かに入れていきます。
地味に嫌いな工程です。
最後にアルコールで、水槽の外側ガラス面やガラス蓋を拭き上げていきます。
パストリーゼは、後残りしないのでおすすめです。
まとめ
水換えは、キレイな水景を楽しむためにも、週1回ペースで実施しています。
慣れるまでは要領が分からないため、時間もかかります。
でも、慣れてしまえば大丈夫。
所要時間は、だいたい40分程度です。
YouTube聞きながらやってるで
水換え直後の水槽横側画と、40分ぐらい経過した時の正面画になります。
スターポリプも復活しました。
水換えを習慣化することが、理想の水景への近道になるでしょう。
下記記事は、初心者視点で水換えについて感じたことをまとめていますので、ご参照ください。
それでは、アクアリウムLIFEをエンジョイしてくださいね。